国内旅行業務取扱管理者試験合格の戦略

国内旅行業務取扱管理者試験

2021年(令和3年)の国内旅行業務取扱管理者試験に独学で合格しましたので、勉強時間、勉強方法、使った教材について書いていきます。受験した理由は通訳案内士の免除科目に入っているからです。

国内旅行業務取扱管理者試験勉強に使用した教材

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使用した教材の写真を載せておきます。
使用した教材は
ユーキャンの国内旅行業務取扱管理者速習レッスン
ユーキャンの国内旅行業務取扱管理者 過去問題集
ユーキャンの旅行業務取扱管理者 観光資源ポケット問題集&要点まとめ
以上3点です。

毎年発行される最新版を買いましょう。
ポケット問題集&要点まとめは隔年の2月、速習レッスンと過去問題集は毎年4月に出るので購入します。
速習レッスンは学習ポイント、要点がまとまっていて非常に読みやすいです。
過去問題集は項目ごとにまとまっているから、非常に問題演習がしやすいです。苦手な分野があれば集中して問題が解けるので直前対策にもいいです。
以上がこの本を選んだ理由です。国内旅行業務取扱管理者の本の中でそのユーキャンの教材がアマゾンでいつも1位なのも決め手になりました。

国内旅行業務取扱管理者試験の勉強時間

社会人の場合、受験する年の2月から始めるのがいいです。私は2月に観光資源ポケット問題集&要点まとめを購入して、通勤電車でこつこつ覚えはじめました。覚えるのは観光地ばかりなので旅行好きな方は楽しい勉強です。学習範囲が広いので早めに手を付けておいてよかったです。
学生の場合は1,2か月で集中して勉強すれば合格はできるとは思いますが、4月から早めに始めるのがいいでしょう。

4月に速習レッスンと過去問題集を購入し、4,5月に速習レッスンを2回読み込みました。速習レッスンの中にも問題があるのでそれも2回転しています。

6,7,8月と令和3年9月5日の試験日まではひたすら問題演習をしました。問題演習で苦手なところや間違ったところは速習レッスンに戻りチェックしました。2回連続で正解するまで問題は繰り返し解答しました。直前期は2週間で過去問題集を総復習と速習レッスンの読み込みをしました。過去問題集は正解したところも復習しました。

勉強時間としては2月から9月まで実質6か月間とかなり余裕を持ったスケジュールでした。試験結果は3科目平均84%の正解率だったのでここまで勉強しなくても後で振り返ると思います。

大まかなスケジュールです。
2から3月 平日は通勤電車で観光資源ポケット問題集
4から7月 平日は通勤電車で観光資源ポケット問題集 土日で速習レッスン+過去問題集
8から9月 ほぼ毎日3冊の本を繰り返す
これで十分すぎるほどの勉強量です。

国内旅行業務取扱管理者試験の勉強方法

ユーキャンの旅行業務取扱管理者 観光資源ポケット問題集&要点まとめ利用方法

問題演習をしながら、間違った問題や知らない観光地はこの本に載っている地図で確認します。
そしてGoogleで検索して写真と基本情報をざっと見ます。
行ったことのない観光地はネットで写真を見たほうがイメージできて、覚えやすかったです。
世界遺産
国立公園
温泉の名前
祭りの名前と時期
郷土料理
ラムサール条約
はよくでるので覚えなくてはいけません。
特にそれはどの都道府県にあるのかは絶対です。
同じ都道府県にあるのはどれかという問題があるので必ず都道府県とセットで覚えます。
それと行程、モデルコースの問題も出るのでどの位置にあるのかも覚えましょう。間違ったところはかならず地図で確認しました。

世界遺産はその中の構成資産
国立公園は主な観光資源
がたくさんありますので覚えるのが大変ですが、覚えれば確実に点は取れます。

ユーキャンの国内旅行業務取扱管理者速習レッスン利用方法

最初はテキストを読んで、確認テストをするのですが、ただ読むだけではもちろんだめです。

この本は親切にレッスンの最初に学習項目と学習ポイントが載っているのでこれを読み飛ばさないようにしましょう。学習ポイントは1番大事だと思います。これを最初に頭に入れながら読んで、読んだ後も再度確認するようにしていました。

1,2回読み終わった後は過去問題集をするのですが、問題解いた後間違ったら速習レッスンの該当部分も読んで線を引いたりしました。

ユーキャンの国内旅行業務取扱管理者 過去問題集利用方法

テーマ別に問題が分かれています。
私は2回連続で正解するまでひたすら繰り返しました。

旅行業法と約款は1回正解した後、次に解くときは一問一答的な使い方をしました。
例えば4択問題でア、イ、ウ、エから正しいものを選べという問題があります。
1問だけ正解を選ぶのではなく、
アの文章が正しければアの横に〇を書き
イの文章が正しければイの横に✕を書き、間違っているところに線を引きました。

このように1つ1つ確認し、ほとんどの選択肢に〇か✕をいれるまで繰り返しました。
漠然と4択をするだけよりは効果があります。どんなひっかけ問題があるのかもこれでわかりやすくなりました。

最後に、前年分の過去問が丸ごと出ています。必ず2時間を確保して邪魔されない環境で問題演習しましょう。この試験は問題数が多いので時間が余らないです。どれくらいのペースで解いていったらよいのか確認のために必ず時間を計りながら解答しましょう。

その他の試験の注意点

毎年の速習レッスンにも書いてありますが、旬の問題が出ます。NHK大河ドラマ、NHK朝の連続テレビ小説関連知識はチェックしておきましょう。私が受けた2021年はNHK大河ドラマで渋沢栄一が主人公の『青天を衝け』が放送されていましたが、渋沢栄一記念館は何県にあるという知識を問う問題がでました。

まとめ

旅行業務取扱管理者試験は旅行業務取扱管理者認定のための試験です。旅行会社に勤務していないのであれば直接は役に立たない資格です。しかし旅行好きの人にとっては楽しく勉強できるので現在旅行会社に勤めていなくても趣味で受けるものいいとは思います。私は通訳案内士の科目免除のために受験しました。通訳案内士の試験に関連する知識が得られますし科目免除にもなります(2022年現在)ので通訳案内士の試験に挑戦する人はぜひ受けることをお勧めします。もちろん旅行会社勤務か就職希望であれば必須の資格なので1年で受かってしまいましょう。

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