タイ語リスニング 吉田英人 著 / ルンアルン・パッタナタネス 著の感想 書評

参考書

『タイ語リスニング』を購入し、一通り問題を解き終わりましたので本の紹介を書いていきたいと思います。タイ語は中級難易度以上の参考書が少なくほとんど初心者向けの本ばかりの中貴重な本だと思います。

本の難易度、想定読者

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音声の会話のスピードがすごく早く、一度聞いただけでは解答できないのが多かったです。再度聞いても聞き取れない部分もありました。しかし会話のタイ語、発音アルファベットと日本語訳も本に載っていてこれを見ながらリスニングできるのでリスニングが苦手な人にも安心です。
文章や出てくる単語はさほど難しくはないので、実用タイ語検定のレベルだと3級程度かと思います。準2級に合格している人であれば知らない単語はほぼ出てこないと思います。

本の特徴

タイ語リスニングに特化した本は初めて見ました。今まではリスニングの学習というとタイ語のラジオを聴いたり、ニュースを聞いたりぐらいしかありませんでしたがこの本の実際より早いスピードのタイ語を聞くことでリスニング力が付くことが想定されます。著者のまえがきで、リスニング上達方法として部屋の中で一人じっくりタイ語を聞き、自身の聞き取り方を分析し、見直すことを勧めておられます。

本の感想と学習の進め方

教科書的な文章ではなく、実践的会話文が多いので楽しく勉強できました。
本の進め方ですが、問題と聞き取りのポイントが書いてあるので、リスニングを始める前に読んでおきました。そしてポイントを意識し、メモを取りながら聞くのがよいのではないかと思いそのようにしています。何度も聞いた後、分からないところはタイ語や日本語訳を見ながらじっくり何度も繰り返しすればよいかと思います。
本書の説明によるとまず音声を暗記するぐらい聞き、すぐには和訳は見ず意味が分からない期間を設け暗記したフレーズを声に出したりして、最後に和訳と語彙集で意味を確認するのが良いようです。
現在まだ一度しか解いていませんが、繰り返し聞くことを推奨されているので繰り返し問題演習をした後効果が出たかどうかをこのブログで後ほど報告します。

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